2025年10月レッスンの振り返り！

こんにちは！
探究パソコン教室キャリクラのハザマです。

岡山市東区西大寺に教室を9月に開校してから、はや2か月目のレッスンが終了しました！（プレ開講は5月からスタートしています）

10月は「宇宙」をテーマにした学習を行いましたのでご紹介します✨

教育版マインクラフトの「宇宙ワールド」を舞台に、コマンドやプログラミングの基本を学びました🚀

まずは「惑星とは何か？」をみんなで考え、太陽系の惑星の特徴にも注目👀
そして、いざ宇宙ワールドへ！

コマンドでジャンプ力を調整したり、プログラミングでブロックの種類や大きさを設定した「球体」をつくり、オリジナルの惑星に見立てて遊びました。
宇宙を探検しながら、楽しさの中で自然とスキルが身につく時間になったと思います✨

惑星づくりの次は、「国際宇宙ステーション（ISS）」についてみんなで学びました。

資源が限られる宇宙では、“おしっこ”もきれいにして水として再利用する必要があります。
この話をすると、子どもたちは決まって「うげー！」と大盛り上がり（笑）

教育版マインクラフトでリアルに再現されたISSの中をみんなで探検したあとは、
くじを引いて書かれた「極秘建築ミッション」にそれぞれチャレンジしてもらいました！

普段はお題に沿った自由な作品づくりが中心のレッスンですが、
たまには“ミッション形式”で「誰かの依頼に応える」体験も新鮮で面白いですね✨

最後の週は、月に着陸して「月面調査の基地（ベースキャンプ）」をチームで協力して建築するチャレンジに挑みました！

ルールはあえて細かく決めず、月にある限られた素材を使って自由に建築。
最後には、それぞれの施設を道でつなぎ、ひとつの大きな拠点を完成させました。

以前のマインクラフトカップの活動時もそうでしたが、
ひとつのワールドで複数人が活動すると、どうしてもトラブルが起こりがちです。

「勝手に入るな！」「そこに作るなよ！」「おれのペットが誰かのオオカミに襲われてる！」など（笑）
当たり前ですが、"自由"と"自分勝手"は、似ているようで全然違うんですね。
（まあ、最初は誰だって“自分のやりたいこと”優先です😊）

もちろんコーチがフォローはしますが、なるべく“審判”のようなことはせず、
「自分が同じことされたらどう思う？」と、相手目線も意識しながら考えてもらいます。

これはコーチとしての実感ですが、教室に限らず、
最近は“不都合なことが起きたときに向き合う力”が弱い子（人）が少なくないように感じます。

目を背けたり、つい「◯ね」「きしょい」といった言葉で気持ちを片づけてしまうこともありますが、
それでは成長につながりませんよね。

子どもであっても、いずれは自分たちの力で物事を解決していかなければなりません。
だからこそ、今のうちから少しずつ「向き合う力」を育んでいくことが大切だと思います。

チーム活動で本当に大切なのは、“みんなで何をつくったか”ではなく、
“その過程で何を感じ、どう考え、人としてどう変化（進化）できるか”

こうした学びは、1人で取り組むのではなく、
「みんなで集まって活動する」からこそ得られるものだと思っています。

いずれ、自分の行動や気持ちを客観的に見つめられるようになったとき、
それが子どもたちにとって大きな成長の瞬間になるはずです🌱

いろいろな個性や考え方の人が集まるからこそ、
ときには誰かにとって“不都合なこと”が必ず起きます。
（ある意味、教室では意図的にそういう環境をつくっています）

みんなで困難を乗り越えながら、
お互いに学び合い、成長していける教室でありたいですね✨

まとめ

10月は「宇宙」をテーマにレッスンを行いました！🚀

探究学習としては少し“入口の部分”だったかもしれませんが、
いつか学校の授業やニュースで宇宙の話題が出たときに、
「そういえば教室でやったな」と思い出してもらえたら嬉しいです。

テーマは何であっても、子どもたちの中で“つながり”が生まれた瞬間に、
それが“自分ごと化”につながり、初めて学びになっていくのだと思います。
だからこそ、さまざまなものを見て・触れて・体験することが大切なんですね。

🌏 11月のテーマは「地球温暖化とエネルギー」

いきなり本題に入るのではなく、
まずはマイクラの世界で「地球の端・北極」に目を向けてみます。

北極ではどんな環境変化が起きているのか？
そこに暮らす動物たちはどんな過酷な状況にあるのか？

ゲームの世界を通じて、子どもたち自身が“感じ取る”体験にしたいと思います。
これも、マインクラフトだからこそできる“体験型の学び”ですね。

11月のレッスンもどうぞお楽しみに❄️